「ゴー宣道場」で鈴木邦男氏が、わしが「つくる会」に参加して
広告塔になったことを批判していた。
わしはこういう浅い見方が昔から不愉快で、「薬害エイズ」運動を
手伝えば、右派から「左派の広告塔になった」と批判され、
「つくる会」を手伝えば、左派から「右派の広告塔になった」と
批判されてきた。
わし個人はこの両派の運動に参加したことが、大きな財産となって
いるのであり、損をしたとか、悪いことをしたとは、露ほども
思っていない。
この両派の運動を手伝った小林よしのりと、無視した小林よしのり
では、無視した小林よしのりの方が器が小さくなっていただろう。
この件に関しては、まだまだ言いたいことがあるので、まとめて、
ベストセラーズの新書『ゴーマニズム戦歴』に書こう。
わしがやってきたことは、ほとんど正しいと信じているので、
はっきり、明確にさせた本を出して、子孫に残しておくことが
大切だ。